ウネラのブログ

元新聞記者ウネラの日記

子ども

子ども脱被ばく裁判/まもなく判決

とても重要な裁判の判決があと30分弱で言い渡されます。 「子ども脱被ばく裁判」です。 まだまだ不勉強な私たちですが、この裁判のことを知らない方にも知ってもらおうと、できる限りわかりやすく、記事を書きました。 お読みいただけたらうれしいです。 u…

本を出したはいいものの

先日の地震からまだちゃんと立ち直れていないウネラです。 気持ちが追いついてこない感じ。 そうは言っても、焦らずひたひたと日常を送るほかないのですが。 わが家はものが少なく、荷ほどきしていないダンボールもいまだあるような状態なのがかえって良かっ…

サクランボは赤くない

本づくりのことでバタバタして、自分のやるべきこととか、優先順位がわからなくなりつつある(←これは良くない兆候です)ので、きょうはいったん本づくりのこととは違うことを書きます。 久しぶりに子どもの学校のことです。 こどもの学校シリーズは、けっこ…

「ロベルト・シューマン的な?」と聞かれた話【子どもの問いシリーズ】

自分の良いところを探したり考えたりするというちょっとした課題があり、ぼんやりしているところに、小学生の子が帰ってきました。 そこで子に 「お母さんの良いところってどこだと思う?」 と聞いてみたところ、 「何それ、急に」 と言いつつ、 「まあいろ…

コオロギ

この夏のある夜の子どもとのやり取りを、ウネリが書いています。 今伝えたいことも込めています。 読んでいただけたらうれしいです。 uneriunera.com 誰の心も侵されてはならないと、強く思っています。

じっと待つ

時事問題が続きましたが、日常のなかで印象的だったことを書きました。 こういうことを、できるだけ忘れないでいたいです。 uneriunera.com

本の登場人物にも声があるのか

おとといから右の足裏がしびれているウネラです。とはいえよたよた歩行はなんとかできるのでご心配なく。 いろんなところにガタがくる歳ですね。気をつけないと。体が不調だと気も滅入ってきます。 さて、昨日夕飯のとき子(6歳)と話していたときのことで…

心配なこと

ウネラです。 身近な生活のなかには、小さな光を感じる出来事もたくさんあり、本当はもっと書きたいことが溜まっているのですが、こればかりは早いうちに書かねばなるまいと思って、書きました。 菅首相によるいわゆる「日本学術会議」新会員任命拒否問題で…

映画「はちどり」について(下)

予定通り、本日中に無事後半部分をアップできました。良かった。今回は自分の内面を語ることになったので、負荷はありましたが、どうにかこうにかかたちにできて良かったです。uneriunera.com(上)を読んでいただいた方から反響もいただいて、とても励まさ…

映画『はちどり』について

1カ月以上前に観た映画『はちどり』(キム・ボラ監督)について、「ウネリウネラ」で書きました。 uneriunera.com 「ウネリウネラ」はいまだ不完全なサイトなんですが、トップページの「ブログ」というメニューから入ってもらうとわかるように、一応記事を…

ずいぶん間があいてしまいました

ちょっと新しいことに挑戦し始めていて、ブログの更新が滞っていました。 少しずつでもブログのほうの出力も続けていこうということで、取り急ぎ、先ほどの子ども(小3)との会話を記録してみたいと思います。 *******************************************…

昔つくった絵本①「たむたむ」

大学2年生のころに小さい絵本を2冊作りました。 もう絶版で、出版社もなくなっているのですが…… 過去の苦しい体験などを「ウネリウネラ」にて書いたところ、想像以上の反響がありました。ずっと連絡の途絶えていた学生時代の友人も、思わぬところからその…

アーノルド・ローベル『ぼくのおじさん』

こんにちは。今日は児童書のお話です。 『がまくんとかえるくん』シリーズが有名なアーノルド・ローベルですが、ほかにも『ふくろうくん』や『きりぎりすくん』など、素敵な作品をたくさん残しています。 うちでは(うちだけではないか)子どもたちも、大人…

父の日の絵~いやな予感と意外な結末~

昨日、保育園から帰ってきた次男が 「今日、今度父の日があるから、絵を描くってことになってさ」 ここでいやな予感がしました。 私は「母の日」やら「父の日」やらに合わせて学校や園などで、父母の絵を描くという習わしが好きではないからです。 まず私の…

コロナに負けそう③おそるおそる図書館へ

きょう福島は雨でした。 さいたまにいたころ、休みの日は晴れているなら外遊び、雨なら図書館、という生活を送っていたことは、以前に書いた通りです。 ただ、越してきてから(越す前からもですが)、コロナの影響で図書館は閉館が続いていました。 子どもた…

8歳と3歳、言葉の変化への対照的な反応

タイトルそのままの話なのですが。 首都圏から3月に福島市に越してきて、こちらの生活にも親子ともどもだいぶ慣れてきました。 けっこう前から薄々気づいていたのですが、3歳の三男は、すでに福島弁が板についてきています。 ある日の朝、夫が「三男、福島…

田んぼの田の字からブルーインパルスまで

久しぶりに書きます。 先日、小3長男と近所を散歩していたときのことです。 長男「最近思うんだけどさあ……」 大人びてきた長男が、深刻そうな顔をして話しかけてきました。 何か相談事かと思い、私も一瞬心の準備をしました。 長男「思うんだけど……田んぼっ…

マスクで体育

同じようなことをお考えの方はたくさんいらっしゃると思うのですが、マスクで体育をしたという子どもの話を聞いて疑問に思い、以下の記事を書きました。uneriunera.com文科省の通達も出て、今後は良い方向に変わってほしいと思うのですが…暑くなってくる中、…

コロナに負けそう②「いしゃ」と「いしや」

休校中の小学3年になった長男。学校から出された学習プリント群に対して、 なんというか、「心底面倒だ」「やりたくないんだ」という態度を、惜しみなく出してきます。私も親、いわゆる保護者ではありますが、それ以前に一人間として今の状況に滅入っている…

もしもの車

8歳と、5歳と、3歳の人たちが、朝から晩まで家の中で顔を合わせていると、なかなか大変そうです。 30分に1回、いや、15分に1回、いやいや小さいのも合わせると、5分に1回くらい、諍いが起きています。 よくそんなに争うことがあるな、という感じ…

春を見過ごしていた

久しぶりの投稿です。 3月からなんとか福島で暮らしています。 「なんとか」と言っているのは、今回、本当に苦しい引越しだったからです。 コロナウイルスの問題が深刻化するにつれ心身の状態が悪化し、引越し10回目にしてはじめて、「荷造りの危機」(荷…

場面を読み込むのに時間がかかるという話

コロナウイルスの問題に関連して、語りたいことはたくさんあるのですが、それをすべて記すにはなかなか気持ちが追いつかない、そんな状況です。 学校への休校要請が出る少し前、2月下旬から、うちでは学校や保育園をお休みし始めていました。 「こういう状…

俳句のこと

久しぶりに俳句のことです。 といっても、私の自作の俳句のことで……恐縮です。 ブログを書き始めてから、「こんなこと、私が書く意味あるのかなあ」とか、「誰も興味がないのでは」などと、都度くよくよ悩んでいるのですが、 ウネリウネラのメンバーでもある…

子どもの遊び

新型コロナウイルスの影響で、各種テーマパークが閑散、子どもの声が街から消えた、といった報道をよく見るようになりました。実際そういう面もあるでしょうが、個人的には、あまりそこを大きく取り上げてどうするんだと思って見ています。渦中にある今、私…

Master Misery, Capote

こういうときなので、言いたいことがあふれかえりそうな、どこまでも沈黙していたいような、どっちつかずの気持ちでいます。 寝返りばかりうっているうち、朝が来てしまうような。 政府からの要請なるものが下りてくる少し前から、子どもたちは登校、登園を…

家族を想うとき

少し歩くと春がきていました。リュックサックな三男。「ウネリウネラ」サイトを更新しました。 ケン・ローチ監督の映画「家族を想うとき」についてです。 よろしければご覧ください。 ↓ http://uneriunera.com/2020/02/24/sorry-we-missed-you/

鉛筆の件/続・文房具による抵抗

先日、長男の授業参観、保護者懇談会がありました。 「一年間で心に残ったこと」をテーマに書いた作文を発表する授業だったのですが、一人ひとり取り上げることも、表現のしかたもさまざまで、とても素敵でした。 子どもはいいものです。 その後の懇談会は、…

丸つけ不能

子どもが学校から持ってくる宿題の、問題の意味をとれない(私自身がです)ことがよくあり、気になっています。 自分なりに考えて、これはけっこう深刻な問題であるように感じたので、書いておきます。 たとえば、本日の算数プリント(小学2年)。問1 黒板…

嘘のような本当の話

自分の考えていることや感じていることを、100%言い表すことというのは難しいと思います。たぶん不可能なんだろうと思います。 それでも、自分の心の中に限りなく近い、「ふさわしい言葉」を選んでいく努力というのは、とても大切なことだと考えています…

廊下は歩き直さない【子どもの問いシリーズ】

先日、下の二人の子を保育園に迎えに行く車の中でのことです。 同乗した長男がふいに(いつも本当に唐突)問いかけてきました。 長男:「廊下を走るなっていうのはわかるんだけどさ」私:「まあ、危ないからね」長男:「走ったら、走ったところまで戻って『…