ウネラのブログ

元新聞記者ウネラの日記

育児

サクランボは赤くない

本づくりのことでバタバタして、自分のやるべきこととか、優先順位がわからなくなりつつある(←これは良くない兆候です)ので、きょうはいったん本づくりのこととは違うことを書きます。 久しぶりに子どもの学校のことです。 こどもの学校シリーズは、けっこ…

じっと待つ

時事問題が続きましたが、日常のなかで印象的だったことを書きました。 こういうことを、できるだけ忘れないでいたいです。 uneriunera.com

本の登場人物にも声があるのか

おとといから右の足裏がしびれているウネラです。とはいえよたよた歩行はなんとかできるのでご心配なく。 いろんなところにガタがくる歳ですね。気をつけないと。体が不調だと気も滅入ってきます。 さて、昨日夕飯のとき子(6歳)と話していたときのことで…

ずいぶん間があいてしまいました

ちょっと新しいことに挑戦し始めていて、ブログの更新が滞っていました。 少しずつでもブログのほうの出力も続けていこうということで、取り急ぎ、先ほどの子ども(小3)との会話を記録してみたいと思います。 *******************************************…

アーノルド・ローベル『ぼくのおじさん』

こんにちは。今日は児童書のお話です。 『がまくんとかえるくん』シリーズが有名なアーノルド・ローベルですが、ほかにも『ふくろうくん』や『きりぎりすくん』など、素敵な作品をたくさん残しています。 うちでは(うちだけではないか)子どもたちも、大人…

父の日の絵~いやな予感と意外な結末~

昨日、保育園から帰ってきた次男が 「今日、今度父の日があるから、絵を描くってことになってさ」 ここでいやな予感がしました。 私は「母の日」やら「父の日」やらに合わせて学校や園などで、父母の絵を描くという習わしが好きではないからです。 まず私の…

コロナに負けそう③おそるおそる図書館へ

きょう福島は雨でした。 さいたまにいたころ、休みの日は晴れているなら外遊び、雨なら図書館、という生活を送っていたことは、以前に書いた通りです。 ただ、越してきてから(越す前からもですが)、コロナの影響で図書館は閉館が続いていました。 子どもた…

8歳と3歳、言葉の変化への対照的な反応

タイトルそのままの話なのですが。 首都圏から3月に福島市に越してきて、こちらの生活にも親子ともどもだいぶ慣れてきました。 けっこう前から薄々気づいていたのですが、3歳の三男は、すでに福島弁が板についてきています。 ある日の朝、夫が「三男、福島…

子どもの遊び

新型コロナウイルスの影響で、各種テーマパークが閑散、子どもの声が街から消えた、といった報道をよく見るようになりました。実際そういう面もあるでしょうが、個人的には、あまりそこを大きく取り上げてどうするんだと思って見ています。渦中にある今、私…

Master Misery, Capote

こういうときなので、言いたいことがあふれかえりそうな、どこまでも沈黙していたいような、どっちつかずの気持ちでいます。 寝返りばかりうっているうち、朝が来てしまうような。 政府からの要請なるものが下りてくる少し前から、子どもたちは登校、登園を…

鉛筆の件/続・文房具による抵抗

先日、長男の授業参観、保護者懇談会がありました。 「一年間で心に残ったこと」をテーマに書いた作文を発表する授業だったのですが、一人ひとり取り上げることも、表現のしかたもさまざまで、とても素敵でした。 子どもはいいものです。 その後の懇談会は、…

嘘のような本当の話

自分の考えていることや感じていることを、100%言い表すことというのは難しいと思います。たぶん不可能なんだろうと思います。 それでも、自分の心の中に限りなく近い、「ふさわしい言葉」を選んでいく努力というのは、とても大切なことだと考えています…

廊下は歩き直さない【子どもの問いシリーズ】

先日、下の二人の子を保育園に迎えに行く車の中でのことです。 同乗した長男がふいに(いつも本当に唐突)問いかけてきました。 長男:「廊下を走るなっていうのはわかるんだけどさ」私:「まあ、危ないからね」長男:「走ったら、走ったところまで戻って『…

聴こえたままに、歌っている

遅ればせながら、斉藤和義「202020」がわが家の子どもたちに好評です。 もちろん私には大好評です。 毎日車で聴いてます。 好きな音楽の好きなところを書くというのは、こう、書けば書くほど何か足りないような気がしてきて、もう、聴いてください、としか言…

文房具による抵抗

子どもが小学校に入ってから、学校における規則の多さ、その細かさに大変驚く日々です。自分の子ども時代もこうだったかな、と都度考えてみるようにしているのですが、どうしても「こんなにうるさかったかな」と思ってしまいます。とはいえ小学校に入りたて…

「ぬりえ・クエスト」と友だちのこと

今日は体調がすぐれないので、下の2人の子と私は家でまったり過ごすことに。ちなみに長男は屋内にいると極端にストレスが溜まっていく感じの人なので、夫が外に連れ出しております。なんとなく、久しぶりに塗り絵がしたくなり、チビたちに提案すると、快諾…

次男のこと

毎日、長男との衝突が絶えない母です。昨晩も大喧嘩しました。 似た者同士というか、お互いむきになるとブレーキが効かないようなところがあるのですが、そうだとすれば36歳の私のほうが感情をコントロールするのが道理というか、一言でいうと、大人げない…

味のわかる男

今朝の朝食は、昨晩のハヤシライス。申し訳程度に味噌汁だけつくって、サラダ菜をちぎりました。 ハヤシは、ありがたいことに、昨日何度かおかわりされたこともあり、予想以上に減っていたため、水増し、ルー足し。それだけだとあんまり芸がないので、これも…

ブログで書きたいこと③子どもの「問い」

ちょっと真面目な話なんですが 今月のはじめ、勝浦へ家族旅行に行った帰りの車中でのことです。小学二年の長男がふいに「産んだら必ずその子どもを愛せるの?」とたずねてきました。 前後に少しでも関連する話をしていたわけではなく、にぎやかで明るい雰囲…

車の中で流してる音楽がバレバレ

長男は、ところかまわず、気持ちよく歌ってしまうタイプの人です。小学校からの帰り道に大きな声で歌っているのをはじめて目撃したときは、衝撃でした。ひとりで歌ってるんですもの。イエモンの「JAM」を。ご近所中に響き渡る声で。なにやら動揺して、声をか…

新美南吉と次男とデパ地下

先日、保育園からの帰り道のことです。 次男(5歳)がやや興奮気味に話しかけてきました。 次男:「今日○○先生がさ、めっちゃくちゃ泣ける本読んでくれたんだよ」私:「へぇ、なんて本?」次男:「『ごんぎつね』だよ」 『ごんぎつね』ほどの名作を「めちゃ…

断言って、できますか?

先月末ごろから、次男(5歳)の左手小指の付け根に、2mmほどのいぼができていました。 心配するようなものではないらしいのですが、年明けから治療に通っています。ちなみに、どんな治療かというと、超低温(-196℃)の液体窒素を患部に数秒あてて、いぼを…

うちの朝ごはん

お題「朝ごはん」朝が本当に苦手です。長年飲んでいる薬のせいもありますが、もともとの低血圧とか、寒さからくるさまざまな不調で、冬場は特にやられています。一方夫はというと、ほぼ毎日4時ごろ起きだして、朝食のはじまる7時ごろまで、コツコツ物書きし…

図書館にて

少し前の記事で、長男の読書について触れました。 親がちょっと本好きで、やれ絵本だ、詩だ、文学だと言ってみたところで、子ども自身の興味が本に向かわなければ本を読んだりしない、けど、まあそれはそれでいいし、意外と子どもは子どもなりに本といい感じ…

「応援」/子どもとの喧嘩

今週のお題「応援」長男(8歳)とはよく喧嘩してしまいます。 夫とはほとんど諍いがないのですが、長男とはどうもいつも些細なことでぶつかってしまう。なんか、がっぷりよつに組んでしまうんですね、私のほうが。 「いなせ、いなせ、私」とか思ってるんです…

ちびゴリラのちびちび

「ちびゴリラのちびちび」ルース・ボーンスタイン作/いわたみみ訳(ほるぷ出版)は、次男(現在5歳)が2歳の誕生日を迎えたときに、贈った絵本です。絵本の紹介を書きたいと思い始めた時から、一番最初はこれと決めていた、大好きな本です。 好みのちがう…

8歳長男の読書スタイルと「でんしゃにのったかみひこうき」

8歳の長男は近頃異様にスポーツに燃えていて、読書への興味が明らかに薄れていっているのがわかります。 座っているのもじれったいらしく、学校から帰るとすぐボールや縄跳を持って外へ出かけていきます。 「元気」とか「活発」とかいうのは、こういう状態…