ウネラのブログ

元新聞記者ウネラの日記

Master Misery, Capote

こういうときなので、言いたいことがあふれかえりそうな、どこまでも沈黙していたいような、どっちつかずの気持ちでいます。

寝返りばかりうっているうち、朝が来てしまうような。

 

政府からの要請なるものが下りてくる少し前から、子どもたちは登校、登園を控え、家で過ごさせていました。

 

長男はこれまで、家族の再三にわたる助言を無視し、入学以来「皆勤賞」なるものを継続していたため、面倒な存在でした。

 

これまでも休め、休め、と言い続けてきたのですが、それが裏目に出てきたようなところもあります。

が、今回の感染症については、ある程度彼の意向も聞きつつも、保護者として判断しなければならない局面でした。

 

長男は当初、反発しました。「賞」とつくもので縁があるのが「皆勤賞」くらいなので無理もありませんが、親としては、そういうメンタリティーから、いち早く遠ざかってほしいというのが本音で、学校を休むことについて、どう説得するかが、悩みどころでした。

 

が、コロナウイルス関連の情勢について話してみると、実際には、子どものほうがずっと冷静で俯瞰的に世の中を見ていると感じました。

 

話がわかる。大人なんかより、ずっと通じるんですよね。

 

ウイルスの感染力の強さについて話すと、子どもたちは、正当な危機感、不安を抱きます。大勢の場所に集まれば感染リスクが高まると聞けば、行かないほうがいいだろうと、子どもたちは答えます。

 

遊びたい気持ちに、うずうずしてたり、いらいらしてたりもします。

でも、根幹のところで、「いのちには代えられない」ということも、しっかりわかっている。それが子どもたちだという印象です。

 

長男:「わかったよ。やっぱもう、いかない方がいいと思うよ。うちで遊ぼう」

2~3週間の粘り強い話と、刻一刻と深刻さを増すニュースを見続けるなかで、皆勤賞への望みは絶ったようです。

 

「一回休んでみると、もう行きたくなくなるね~」

 

待っていました、この言葉。母ちゃん、涙ぐみました。

 

ちなみに、学校には、

コロナウイルス感染の不安があるため、1週間休みます。本人に症状はありません。配布物は次回出席時にまとめていただくので、お届けなどは不要です」

と伝えてあったのですが、

休み始めてから二日間、「元気になってね」というクラスメートからのプリントが届けられました。

 

長男:「だから、元気だっつーの」

 

どういう思いで、「元気になってね」のおたよりをつくることになるんだろう。

こちらからの連絡は、伏せられているのだろうか?

 

ぼくはなにを思えばいいんだろう……

 

と2~3晩言っているうちに、国からの休校要請が。

 

……考えることが多すぎる。

 

そして春からは新居に移る予定です。

新居といっても、新しい借家ですが。

保育園の申し込みなど、また一からやり直しです。入れるんでしょうか。

 

不安はさておき。

みなさん言われていますが、この期間、本を読む、読み直す機会ととらえています。

今夜はカポーティ

if one leaves one's lover, life should stop for him,and if one diappears from the world,then the world should stop,too:and it never did.And that was the real reason for most peaple getting up in the morning :not because it would matter but because it wouldn't.

                                                                              "Master Misery" , Truman Capote