ウネラのブログ

元新聞記者ウネラの日記

荷造りにて、やってはならないこと

福島への引っ越しがあと1週間に迫ってきました。
やっと荷造り始めました。

うちはものが少ないのですが、唯一の鬼門が書斎。

夫にまかせきりにしていたところ、

「なかなか、この本また読み直したいなとか、ウネラさんの本にも興味あるし、進みませんなあ」

と、とにかくのんびりしているので、

「とにかく『全詰め』でいこ!引っかかってたら間に合わないよ」

とか言っていたにもかかわらず…

今日ふとひとりで箱詰めしてたら、気になる本、好きな本の網にまんまと引っかかり、何冊も読みかかってしましました。


せっかくなのでひとつご紹介。

百年文庫68「白」(梶井基次郎、中谷孝雄、北條民雄

(068)白 (百年文庫)


北條民雄いのちの初夜

久しぶりに手にとって、立ったまま、通し読みしました。

圧倒的な本。それしか言えない。

まだの方は読んでほしいです。

今の時代にも色褪せないというか、今の時代には、ますます鮮やかに受け取られる作品なのではないかと思っています。


生きることを切実に。
ただ暗い中にいるわけではない。

対話が生きている作品です。



引っ越しが迫り、まだ次男の保育園受け入れ先がみつからないなど、バタバタしております。

しばらく更新が滞るかもしれませんが、ご容赦を。


俳句のことも、どうしよう。。。