悼む記憶
けさ一緒に洗濯物を畳みながら、それぞれの仕事の予定について話していた。とき……
「お墓にお花供えに行くなら(予定キャンセルして)一緒に行くからね」
と言われた。
私は兄の命日を1日遅く記憶してしまっている。6月13日だと思ってしまっているのだ。理由が判然としないから、そのことがコンプレックスだったりもする。
そのことをウネリに話し、ここ数年は是正できていたようだが、やっぱりだめだ。
洗濯物を伸ばしながら、ウネリが言った。
「いいんじゃない、マイさんにとってのカツヤさんの命日は13日で」
ありがとう。
みなさん
おやすみまた明日。