かっこいい言葉
長いこと、うちではウネリが子を寝かしつけています。ウネラは入眠にすこし壁があり、まだお薬の力を借りないと眠れないので、別の部屋でひとりで寝ています。
そのことに悩んだりした日もないではなかったのですが、子どもたちにもその理由を話し、理解を得られていると感じているし、生活には何の差し障りもないと思っています。
で、ここからが本題なんですが。
子どもたちは毎晩ウネリに寝物語をせがみます。ウネリもそれを喜びとしているように見えます。時々子どもたちがその内容を話してくれるのを、私も楽しんでいます。
ところが先日、子どもたちを送り出した後、ウネリが神妙な面持ちで
「昨日は(寝物語が)大不評だった」
と言いました。
「やっぱりどっかから持ってきた話じゃダメなんだ。オリジナルじゃないとウケない…子どもには見透かされてるんだ…」
一体何が?!
聞けば、ウネリがいわゆる「正直村と嘘つき村」の話を盛り込んだそうなのです。
「正直村」の概要についてはこちらをご参照ください↓
http://nazo-nazo.com/sp/cat400/post-83.html
うちの子どもたちは謎解きやクイズが大好きです。考える時間を与えて間を持たせようというウネリの意図もあったかもしれません、
が、しかし。10歳の子がこう言い放ったというのです。
「クイズはいらない。物語がほしいんだよ」
何それ、なんかかっこいいんだけど〜
と、ウネラは思ったのであります。
昼間と寝入り時ではニーズも違うのかもしれませんね。
というわけで、ウネリの連続長編寝物語を、ウネラは隣の専用寝室から全力応援しています。