ウネラのブログ

元新聞記者ウネラの日記

ウネラの自己紹介

はじめまして。 ウネラといいます。夫とこども3人と楽しく暮らす主婦です。2019年の終わりごろに辞めるまで、新聞記者をしていました。

とはいえ、病気になったり出産を経たりして、十数年の在社期間中、取材記者として稼働していたのは5年足らずの「休業記者」でした。

短い記者生活の間にあったつらい事件を機に、長く心の病を患っています。

このあたりの経緯はだいぶ長くなるので追々、 時間はかかりそうですが、めげずにコツコツ書いていきたいと思います。

事件後私は、いくつかの点において、はっきりと脆くなったと自覚しています。

例えば、対人コミュニケーションにおける不安が強くなり、短期間で不特定多数の人と会ったりすることはできません。うまく眠ることもまだ難しいです。事件以前と同様のスタイルで記者として働くことは無理です。

一方で脆くなってからのほうが私の記者としての視点は、むしろ定まったと思っています。多くのことが思い通りにならない中で、ものごとをじっくり考えるようになったからかもしれません。

ただし、それを表現する気力と体力と自信が、全くありませんでした。

けれど私には最大の理解者がいます。夫の牧内昇平です。現役の新聞記者で、過労死問題、れいわ現象についての著書があります 

過労死: その仕事、命より大切ですか

過労死: その仕事、命より大切ですか

 
「れいわ現象」の正体 (ポプラ新書)

「れいわ現象」の正体 (ポプラ新書)

 

 

 彼はいつも、私のことを家族としてだけでなく、書き手として尊重し続けてくれまた。私が新聞記者として働けなくなってからも、さまざまな問題について私に意見を求めては、その意見を過大なほど評価し、励ましてくれたのです。

会社をやめたことを一区切りに、私は夫の書くものの「プロデュース業」に専念することにしました。それと連動させるかたちで、私も少しずつ何かを書き始めてみようという気になりました。それがこのブログです。

「プロデュース」と言っても、あくまで気持ち上の問題というか、そう名乗ってみただけで、実際には無職になっただけです。

でも不思議と心は軽やかです。新しいことに挑戦する時のわくわくするような気持ちを、久しぶりに感じています。

これからどうぞよろしくお願いします。